センテナリアン

125歳まで健康で且つ若々しく生きて天寿を全うしたい、たとえ125歳が無理でもせめて100歳の誕生日は絶対に迎えよう。と常々思っているが、実際のところ最近の日本人の寿命はどうなんだろうとちょっと調べてみた。すると
『2007年9月の厚労省の発表では、百寿者は3万2295人』
なのだそうだ。この数字は、思ったよりかなり多く励みになる。男女比は
『女性が85.7％、男性は14.3％』
と圧倒的に長生きには女性の方が有利なようだ。ところがその人達の生活の質の方はどうなのかというと、
『2003年9月10日付毎日新聞によると、百歳以上の女性は1万7402人、男性は3159人で、女性のセントナリアンが8割以上と圧倒的に多い。しかし、このうち自立できている人（食事など基本的動作が介助なしでできる）の割合は女性でわずか13.6％と、8人に1人しかいません。男性は女性よりも元気で30.9％で３人に１人の割合です。会話などができて意思の疎通がはかれる人は、男性が58％、女性は35％の割合です。』
と、せっかく長生きできているのに、非常に残念な結果だ。私は絶対に長生きをする予定でいる。そしてその頃(90歳〜110歳頃)の毎日は自分で起きて、自分でトイレに行き、軽い運動をして、自分で好きなものを食べ、好きなテレビを観たり、散歩したり、お洒落をしたり、時には友達と会ってお茶をしたり、娘家族と年に1度くらいは旅行にも行きたい。ひ孫だっているだろうから、年末年始やひ孫達の誕生日なんかちょっと派手にやってもいい。そのころにはもっと今より色んな技術が進歩して、たくさんの新しい物もあるだろうし、薬漬けのジャンクな食べ物などは沙汰されていて、バイオテクノロジーの発展で海や川もすっかり昔の様な自然が戻っている。少し想像するだけでも、なんて楽しい老後だろう。やりたいこと、見たいこと、行きたいところ･･･がたくさんあり過ぎて、これはもう長生きするしかないでしょう。色々なウエブサイトなどを見ると、余り長生きしたくないという考えの人が多いみたいだが、30そこそこの人達が、今からそんなに人生がつまらないなんて本当に可愛そうな感じ。別に急がなくたって全員が100％ちゃんと死ねるのだから、せっかくこの世にいる今の時を楽しめばいいのに。
百歳学入門： http://maesaka-toshiyuki.com/detail/324