絶凹

（後日談）この日は落ち込みが激しく何もする気になれなかった。まずはレイキを今後続けるのが嫌になり、もうやめようかと本気で考えた。理由はレイキをしている人達の間ではスピリチュアルなアクティビティを取り入れる人、そういう言葉を使う人が多く、そういうことがオカルトチックで、付き合いきれないと言うか、癇に障るようになり、本来、レイキはそういうものではないのだが、他をどうこうする訳にもいかないので、自分から離れようかと思ったのだ。さらにゴルフも地に落ちてしまった。肩が痛いのもあったが、せっかく支度をして練習場まで出掛けたのに、ボールを打つことが出来なかった。失敗するのが怖くて、怖気づいた。娘だけ練習して帰ってきた。気分は真っ暗闇だったし、この時は、その翌日に回復するなど思いもよらなかった。それにしてもどうしてそこまで落ち込んだのだろう。