なるほどね

Wikipedia（ウィキペディア）によると、『依存症（いそんしょう、いぞんしょう）とは、WHOの専門部会が提唱した概念で、精神に作用する化学物質の摂取や、ある種の快感や高揚感を伴う特定の行為を繰り返し行った結果、それらの刺激を求める抑えがたい欲求が生じ、その刺激を追い求める行動が優位となり、その刺激がないと不快な精神的・身体的症状を生じる精神的・身体的・行動的状態のことである。』とある。この解説、人ごととは思えない。私は実に依存症体質である。人間は皆多かれ少なかれそうかも。全ては脳内に発生する物質のせいだと分かっているのにやめられない。今日、ゴルフの大先輩に「上手くいかなくて、フラストレーションを感じる気持ちはすごくよく分かるけど、家族や友達と一緒に楽しく出来るのが嬉しいって言ってたでしょ。」と言われた。そこでハタと気づいた。一度、正しく力強くボールを打てて、そのボールが遥か青空の中に飛んでいく感覚を知ると、もっともっとその時のしびれる様に爽快な快感が味わいたくて、切望してしまうのである。ああ、まただ。でもそうか、だからスポーツはメンタルな状態が結果につながってくるわけだ。上手くいきだすと、アドレナリンやエンドルフィンなどが出まくり、気持ちは高まり、集中力も増し、疲れも感じない。反対に失敗が続くと、上手くいく気がしなくなり、筋肉も強張って、また失敗してしまう。だから気合を入れていくっていうのは、理にかなっていたんだ。なるほどね。