トロント移民ライフ♪ FEEL TORONTO

カナダに移民してからの日常と、レイキのこと、ゴルフのこと、愛犬のことなどを綴っています。そして最近はヒーリーの話題です。どうぞよろしく。

省エネ・カー、省エネ・ハウスに奨励金

カナダでは、市も、州も、連邦政府も、やることがいつも大胆不敵、早い(役所の事務処理は遅いが、法令などの施行などの話し)、シンプル・・・だな〜といつも感じている。色んなことをどんどん決めて、さっさと変えていけるのは、きっとバックで操作している黒幕などの存在をあまり気にしなくていい体質になっているのだろう。日本やアメリカならこうはいかない。最近の話題はやはり環境問題。今月20日から、燃費のいい車(普通の車なら街乗りと高速を合わせて、6.5L/100Km以下、ミニバン、SUVなら、8.3L/100Km以下など)を買うと、買った人は、最高で$2000ドルのリベートがもらえる。反対に燃費の悪い車を輸入したり、生産したりすると、最高$4000の税金が課せられることになった。自動車業界にとってはかなりセンシティブな状態で、カナダにとって、自動車業界の影響はけっして小さくないはずなのだが、今日のお金より、未来の地球。この政策の予算は2年間で$160million(160億円)。多いのか何なのか良く分からないが。他にもある。バス、電車の1ヶ月以上の定期は、たしか2006年度から税金の控除対象になった。それだけではない。自分の家やスモール・オフィスに省エネ対策用のシステムを導入したり、省エネマークのついた家電類を購入すると、最高$5000ドルまでのリベートがもらえるというプログラムも、4月には詳細が発表される予定だ。こちらの予算はたしか$300millionだったはず。(違ってたらすみません)ともあれ、全員にとっての完璧な法令なんてありえないので、賛否両論ではあるが、難しい顔をして、難解で無意味な言葉を並べて、いたずらに時間ばかり掛かって、いつまでも何も変わらないより、出来ることからやっていこうよという、カジュアルさの中に、人としての誠意と正義が感じられるのは、私だけだろうか。他にも調べていくと、省エネ・ハウスを建てた場合の奨励金制度や金利割引、住宅ローン保険の割引など各州でも色々とある様だ。省エネ製品のことなども含め、もっと勉強しなければ。