フローリング材の幅

実はフローリングを敷き始めてすぐ、気になったことがあった。サンプルで借りてきていたのは4インチ幅（約101．6mm）の少し広めの物だった。私はてっきり自分の家に施工するのはそのサンプルと全く同じ品番の物になると想像していたのだ。ところが家に運び込んだ箱を開けてみると中から出てきたのは3インチと1/4（約76.2mm）の、サンプルよりひと回り細いものだった。

そういう行き違いはいつあってもおかしくないのだから、木材の受け取りの時にしっかり確認するべきだったのだが、そこは私が迂闊だった。サンプルでもらっていた物の品番も確認していた訳ではなく、ただフローリング屋さんに任せていたので、領収書をもらった時も気が付かなかった。というか、サンプルと違うものを渡されるとは考えてもいなかったのだ。そうは言ってもこの超ヘビー重量のものを既に運び終わってしまい、施工業者も家に来ているのだから、どうしようもなかった。その時点で、その日の施工をキャンセルすれば、当然キャンセル料が発生するし、木材をまたクルマに搬入してフローリング屋さんまで持っていくなんて考えただけでも大変すぎる。後から自分でメーカーのカタログで調べてみると、私の家に設置したフローリング材の品番と同じシリーズでは4インチ幅の製品は出ていない。とすると、幅だけではなく、製品ラインもサンプルとは違うものだったことになる。。。というモヤモヤ〜っとした気持ちを心の片隅に抱えながら施工作業は終わった。出来上がったフロアーはとても美しく、木のいい香りがして、歩いた感触も気持ちがいい。なのだが、やはりこの行き違いをハッキリさせようと思い（他にも用事があったし）フローリング屋さんに確認をしに行って来た。今日はたまたま、私の担当者が留守で直接答えを聞くことができなかったが、一応、会社の人にメッセージを残した。（その人はかなり頼りなかったが）私の担当者にはメールで思ったことを書いて送った。まさか無視ってことはないだろうし、どういう返事が返ってくるか、待っておこう。