トロント移民ライフ♪ FEEL TORONTO

カナダに移民してからの日常と、レイキのこと、ゴルフのこと、愛犬のことなどを綴っています。そして最近はヒーリーの話題です。どうぞよろしく。

Fit For Life の感想

1月8日に手元に届いた"Fit For Life"*1を読み終わった。去年の12月ごろから始めた"125歳まで健康で若々しく生きる"プロジェクト*2の中でも中核をなす食べ物の扱いについて、最も参考にしている方法が載っている。そもそもまず、"125歳まで健康で若々しく生きる"プロジェクトは:
・心の扱い
・食べ物&食べ方
・排泄、デトックス
・体のメンテ&エクササイズ
の4つが今のところ基本になっている。1つづつ詳しく説明したいところだが、紙面の都合上(?)ではなく、今日の話題はフィットフォーライフなので、フィットフォーライフの考え方の原則と、それを参考に私の食生活について書こうと思う。Fit For Lifeの原則は3つだけと超簡単。
1.水分を多く含む食べ物を食べること
2.食べ物は正しく組み合わせて食べること
3.果物を正しく食べること
これだけである。まあこれだけでは分かりにくいかと思うので、簡単に補足したい。1つめの"水分を多く含む食べ物"とは果物と野菜のことである。ここでは缶詰やアップルパイなどと、煮炊きした野菜は含まず、あくまでも生で食べる場合のことを言っている。原則では、自分が1日に食べる物の総量のうち70%が、この果物と野菜になっていることをすすめている。2つ目の"食べ物を正しく組み合わせて食べる"というのは、食べ合わせのことではない。食べ物が口に入り、胃に進み、腸に行くまでの消化の状況を考慮して食べるということである。何故そうなのか等の詳細は本に譲るとして、守る内容は、動物性たんぱく質と炭水化物(芋やご飯やパン)を同時に食べないこと。豚肉と卵、牛肉とチキンなどのように複数の凝固食品を同時に食べないこと。などなど。この原則は日頃普通に食べてきた人にとっては少し厳しいかもしれない。何故ならこの原則に従うと、例えば、魚介類のおすし(魚とご飯)はNG、親子丼や牛丼(卵や肉とご飯)もNG、オムライスもNG、卵かけご飯もNG、スパゲッティミートソースやカルボナーラもNG、ハム&卵サンドなどもNGとなる。ここをどれだけ実践できるかについては人によると思うが、よく見てみれば、こういう食事を毎日している訳でもないので、他のメニューで十分やっていけるのだが。本の中で肉や魚や卵を食べてはいけないと言っている訳ではない。(食べない方がいいとは言っているが)ここではあくまでも組み合わせと食べ方の話である。そして最後に3つ目の原則。正しい果物の食べ方だが、これは胃の中に食べ物がない時にだけ果物を食べるようにということ。本の中では朝および午前中は果物だけをたっぷり食べるようにすすめている。そして果物は決して食後のデザート扱いをしてはいけない。食べるのなら、食前である。本の中では実際に前に食べた物ごとにどのくらい時間を空けるべきかの目安も載っている。(前に食べた物がサラダか生野菜なら次に果物を食べるまで2時間、肉や魚を含まない正しく組み合わされた食事なら3時間、肉や魚を含む正しく組み合わされた食事なら4時間、正しく組み合わされていない食事なら8時間待てば果物を食べることができる)
私の場合、まず元からフルーツが大好物。小学生の時から「好きなたべものはなんですか?」という問いに「くだもの」と書いていたのを思い出す。それにお肉の塊自体も元々そんなにたくさん食べて来なかったと思う。少しは料理をしなきゃと思って、ステーキだ、自分でタレを作った焼肉だ、とんかつだ、唐揚げだと言っていただけで、年に数回といったところだったと思う。お寿司に至っては好きなお寿司が"キュウリ巻き"、"アボカド巻き"、"納豆巻き"、"梅シソ巻き"なので、全く問題はない。
そこでこれらフィットフォーライフの3原則を考慮して、我が家での最近の食事の様子は、朝は(時間があれば)もちろんフルーツ。イチゴやブルーベリー、スイカやりんごや梨などとにかく時間の掛からないもの。それから会社に行き、自分の席でグリーンスムージー*3を飲む。これは前日に用意している。(もちろん出来ない日もある)朝、時間がなくフルーツが食べられなかった日は席でコソっとみかんやバナナを食べている。そしてランチ。お昼はお弁当なのだが、パスタの日、ご飯の日、パンの日があるが、ほぼ90%くらいはビーガンメニュー。*4娘は学校から帰って作り置きのグリーンスムージーを飲む。そして私が帰宅すると二人共お腹が空いているのでフルーツ。グレープフルーツやキウイやマンゴなどその日による。フルーツを先に食べれば次の食事まで30分もあければ十分なので、その間に夕食の準備。(ヨガをする場合はフルーツを食べる前)夕食もほとんどがベジメニュー。ご飯は現段階では白米と玄米を1:1の割合で炊いている。徐々に玄米比率を上げていっているが、最終的に100%玄米にするかどうかは未定。サラダは毎日、他にもキムチや塩でもんだ大根など漬物系。茹で野菜など。あとは納豆や、飽きないように色々と趣向を変えた豆腐料理、ひじき、豆のサラダ、豆の煮物など。その日によって色々。材料は野菜はもちろん調味料などもなるべく有機のものを使うようになった。お菓子もオーガニックのもの(←そこまでする意味があるのか分からないが、まあ趣味の世界)これ以外では125歳プロジェクトのもと、あれだけ好きで袋を抱えてバリバリ食べていたポテトチップスをきっぱりやめた。白砂糖も全く使わなくなった。料理などで多少でも必要なときはメープルシロップを使う。牛のミルクもやめた。牛のヨーグルトもやめた。乳製品はソイミルクやソイヨーグルト、ソイチーズがある。コーラもコーヒーも止めた。まあカマンベールなどのチーズを完全にやめるかどうかは未定だし、夕食後に時にはおやつも食べる。例えばダークチョコ1〜2切れとか、おせんべい少しとか。フィットフォーライフは、100%完全にプログラムに従えというアドバイスではなく、出来るところからやっていき、付き合いや趣向によって多少良くないものを食べることにも寛容。私も食べ物のことでストイックになりストレスを溜めるようなのはイヤなので、楽しんでやっている。とにかく始めたばかりなので、これからもっとどんなソイ製品があるか開拓したりしていきたい。
さて、そんな風に食生活を変えて、どんな変化があったのか。最初の3週間位は実は頭痛に悩まされた。好転反応というものらしい。その頭痛はホットヨガで解消した。(良かった!)顔のブツブツもそういえばこのごろ出ていない。で、一番の変化はというと、やはり"排泄"でしょう。今までも便秘とかになる方ではなく、毎朝普通にあったので、自分としては満足していたのだが、今では1日3回、または2回。それも朝一番と夜寝る前の時のはビックリするくらい特大でたっぷり。まあ写真を撮って載せるわけにもいかないので、ちょっと大げさに"腕ぐらい"あると言っておこう。最初にこれを体験したときは本当にビックリした。で、こんなのは最初で最後だろうと思った。ところが最後どころか、そこからがスタートだったというわけ。例の"Skinny Bitch"にも、there is no greater pleasure than taking a big, steamy dump.(ちょっと表現がえげつない?)「ホッカホカの大っきなのが出ること以上の悦びはないわ」と書いてある。何でも手に入れられそうなアメリカ人の美人モデルの彼女たちと同じ悦びを味わえるとは、人生ってやっぱりオモシロイ。フィットフォーライフを読んで、例えば油揚げは身体に良くないとか、甘い煮豆は発酵しやすいから良くないとか、色々と新しいことも分かった。まだまだ読みたい本や調べたいことは尽きないので、徐々に改良を加えながら、自分の食事も変えていこうと思う。今の時点ではこの本は私の食生活のバイブル的な内容。興味のある方は是非一読を。今日はここまで。

*1: 〜ハーヴィー・ダイアモンドとマリリン・ダイアモンドによるナチュラルハイジーンによる食生活を紹介した本。1985年に初版が世に出て以来、世界で1000万部以上が刊行されたロングセラーであり、世界の名著ベスト25に選定されている〜

*2: 〜私が自分で決めて実践している生き方。不慮の事故以外で病気に掛かったりせず、健康なだけでなく見かけも若々しく125歳まで生きることがターゲット〜

*3: 〜バナナやペアなど好みのフルーツとケールやほうれん草などのグリーンをミキサーで撹拌して作ったフルーツと野菜の酵素がたっぷりのトロッとした飲み物〜

*4: 〜肉、魚、卵、乳製品等の動物由来の原材料を含まないで作った料理〜