父のこと

父を亡くしてから約２年と３ヶ月経った。数日前、何故か突然、すごく父が恋しくなり「１日でいいから一緒にどこかに行きたい。今、私がカナダでこんな仕事をしてがんばってるよとか、こんな暮らしをしているよとかを見て欲しい。娘と一緒に遊んで欲しい。あと１回でいいから。」などと強く思った。私の日記をずっと読んでいてくれる人は時々私がPsychicなことを書いているのに気づいているかもしれないが、今日の日記は中でも一番だろう。きのうの夜、どうやら父が来てくれていたのではないかと感じたのだ。小さな仏壇コーナーを作って、父の遺影と香炉、おりんを置いているのだが、誰も点けていないのに、はっきりとお線香の匂いがしてきた。初めはよその国でもお香を焚くこともあるだろうし…と思ったが、そうではなくて、やはり父ではないかと思う。何かを伝えにきたのだろう。母をよろしく頼むっていうことかもしれないし、がんばれよってことかもしれない。でも私はすごく怖くなってしまって、仏壇の方へは行かれなかった。もし本当に父だったら、やっぱり私はちゃんと仏壇の方へ行くべきだったのだろうか。そうしたら、もっと何かを感じることができたのかもしれない。お父さん、怖がってしまってごめんなさい。