トロント移民ライフ♪ FEEL TORONTO

カナダに移民してからの日常と、レイキのこと、ゴルフのこと、愛犬のことなどを綴っています。そして最近はヒーリーの話題です。どうぞよろしく。

*アパート用保険加入(Tenant Insurance)、在留届提出、免許書の翻訳

保険の事が気に掛かり、朝の4時頃までイエローページと地図を見ていた。地名や住所が載っていても、どこなのか判断できない場所の方が多く途方に暮れるが、朝になるや片っ端から電話をした。9時になると繋がる所も出てきて、4件程と話したが、やはりこの国で過去に保険に入った実績の無い人は契約締結まで30日程度掛かると言われ、Sさんが事務所に居る今日の3時までに完了するのは無理ではないかと思えてきていた。そこで、保険屋さんにアプリケーションを提出した証拠の紙だけではダメか、聞いてみようと家主の本部に電話をすると、事務所の人が対応してくれ「Sさんから聞いた保険屋に連絡を取ったか?他の人はそこで問題なく即日で保険に入れているよ。」と言う。そう言えば教えてもらった保険屋さんはきのう連絡して返事が来なかったので、そのままになっていた。再度電話を入れるとすぐに繋がり、名前、生年月日、部屋のタイプ等聞かれる。10分後に折り返し連絡するからと言われ、待っていると、保険料の提示をしてくれた。3割程予算オーバーだが、ここで決められなければ明日のアパートの入居は無理になる。ホテルのチェックアウト予定は明日だしこの先ひと月ホテル暮らしではきついし、他の保険屋で短期間で上手くいくとは思えないので、ここで契約する事にする。いつ来られるかというので、今日すぐ行きたいと言い場所を聞いた。地下鉄とタクシーを乗り継ぎ、保険屋に着き、その場で全て手続き完了。担当してくれたクリスはちょっとビバヒルのDavidに似ていた。最後に家主の本部宛にファックスを入れてもらい、アパートの契約も完了。日本でも部屋を借りる際、火災保険などに入るが普通は不動産屋さんが保険も一緒に提示してきて、自分で特に言わなければ提示されたところへ入れば良いが、こちらでは個人で保険屋を探して契約するらしい。私の場合はカナダでの保険加入実績が無い為にたいへんだった。こっちの人なら、問題はないのだろう。ただ「部屋を借りるのに保険になど入ったためしがない。そんなに高級アパートなのか?」と言う人も3人程いたので、家主次第なのだろう。
お昼は日本から持って来たカップやきそばで済ませ、日本領事館へ行く。在留届の提出と、こちらの運転免許証取得用に日本の免許証の翻訳(抜粋証明)の申し込みをした。領事館はランチタイムの12:00-13:30を除く平日の9:00-4:00までである。その後、私の移民申請を手伝ってもらったエージェントのK氏の事務所を訪ねた。聞いていた住所が、領事館のあるビルのすぐ近くだったので、電話を入れると本人が出て、ビルを移転したという。場所は数ブロック先だったが、歩いて行った。事務所には今日は他の職員はおらず、(まだ移ってきていないのか)色々とゆっくり話ができて良かった。お土産に持って行ったおかきをとても気に入ってくれて「目の前で食べて、悪いね。」と言い、私達に勧めてくれながら美味しそうに食べてくれた。また情報を集めておいてくれると言うので、月曜日に電話をする約束をして、事務所を後にする。K氏とは今までメールでのやり取りと移民権取得時の模擬面接時の電話だけだったので、今回初めて顔を合わせたが、初めての気がせず、打ち解けられた。職業柄、移民の人と話すのに慣れているのだろう。
それにしてもこっちの人はみんなとても親切。道で地図を見ていればすぐに声をかけてくれるし、メモを風で飛ばしてしまえば、追いかけて押さえて取ってくれるし、娘を地下鉄で空いた席にすわらせれば隣の人が立って、私に席を譲ってくれるし街中で次々に親切にされる。それも老若男女問わずである。怖そうなカッコのお姉さんもパンク風のお兄さんもみんな普通に優しい。(変な人もいるのだろうが)
夕方、再度アパートに行き、明日の鍵の引渡しについて確認する。私の荷物がスーツケースだけなのを知るとみんなが色々貸してくれると言い、自分の荷物が届くまで使ったらいいと言って家具捨て場も見に行き、使えそうなのを一緒に物色してくれた。本当に親切。今日もめいっぱい動きました。明日はついにアパートへ入居です。

写真は契約することが出来た保険屋さん。