トロント移民ライフ♪ FEEL TORONTO

カナダに移民してからの日常と、レイキのこと、ゴルフのこと、愛犬のことなどを綴っています。そして最近はヒーリーの話題です。どうぞよろしく。

日本語学校、ガンに勝つには

大雪の後だが、娘は日本語学校へ。帰りはバスが来なかったりすると可愛そうなので、迎えに行った。途中までは雪かきもしてあり、スムーズだったのだが、学校の周りの道と、学校の駐車場は雪がたっぷりそのままで、たくさんの車が立ち往生していて大変だった。私の車は4WDなのと、相当にごっついスノータイヤを着けているので、前に出したり後ろに出したり何度かガンガンやれば大抵脱出出来る。とにかく無事に帰ってこられたので良かった。
日本で買ってきた「ガンは5年以内に日本から消える」を読んでいるが、思うところが多い。うちの場合、父と母、二人の伯母をガンで亡くすという悔しい思いをしている。でも一番思うのは、「どうしても生きたい、生きなければならない、絶対にガンを克服してやる、ガンなんかでやられてたまるか、その為ならどんなことでもがんばっていく」というそこまでの気概があったら、もっと何とかなったのだろうということ。皆、「やっぱりお医者さんの言う様にしないと」と医者の勧める手術や抗がん剤はあっさり受けるのに、私が何度言っても日頃から食事を薄味にしたり、タバコやお酒を控えめにしたり、野菜や果物をもっと摂ったり、細かいことにいつまでもこだわって悩まず明るい心持ちでいたり・・・そういう基本的に健康に必要なことをちっとも守ってくれなかった。かなり進んだガンになっていても、食生活や生活習慣をガラッと改めて、その後、医者もビックリな回復を見せ、ガンを克服している人だって実際たくさんいるのだ。お医者さんの中でも対症療法だけでなく、ガンという症状が出ている原因を患者さんに分かりやすく説明し、指導しているドクターも増えてきているだろう。でも、一般的にはまだまだ手術や抗がん剤放射線治療以外の、基本的に体調を良くしていくという分野にまでは指導がされていないのが実情だ。どんな軽い病気だって、たとえ風邪だって、薬だけ飲んでいれば不摂生していても問題なしのはずがない。風邪程度ならそのうち何とか治るかもしれないが、こじらせて肺炎を起こすかもしれない。それならむしろ、風邪薬など飲まなくても、しっかり身体を休めて、食事が取れるなら、消化の良いもので栄養補給したり、ビタミン剤などで栄養補給したりして、養生した方が、良くなるのではないだろうか?肥満にしたって、慢性的に食べ過ぎて太りすぎました、じゃ脂肪吸引しましょう、細くなりました、それじゃ今まで通り高カロリーの物を好きなだけ食べてもいいですね・・・という訳がない。太りすぎたのは結果で、食事量や質、運動量とのコントロールをしなければ、また同じことである。ガンだけが、一度掛かれば死へ一直線、何をしたって無駄、とか、やってみてダメだったら、余計にショックだからとか、なんかガンを克服する手立てを取らない事について言い訳が多すぎないだろうか。難しいとか大変だとか無理だとか、そのままだったら、不健康のまま死んでしまうという状態になってもなのが、私には信じられない。もちろんどんなに健康面で理想的な生活をしていたって絶対にがんにならないとは言いきれない。たくさんの種類のガンの中には治らないものもあるだろう。だから、健康的な生活をしたくない人に無理やり健康的な生活を押し付けることなど出来ない。良く、「自分は太く短く生きるからいい」と言う人がいるが、自分の嗜好が、人生が短くなる様な内容だと一応分かっているのだろう。私は太く長く生きてやる。自分の大好きな物が、有機野菜やまるごと食べれるオーガニックフルーツや、玄米やきれいな美味しい水や、薄味の料理や、そういう物でラッキーだ。禁煙大国のカナダに住んで、年に1度位しか副流煙も吸わずに済んでラッキーだ。お酒類も嫌いなので、アルコールを摂取する必要もなくラッキーだ。身体を動かすことが大好きでラッキーだ。全く細かいことを気にしない大雑把な性格でいつも楽しくごきげんで居られてラッキーだ。あとはみんなで健康に寿命を全う出来たら、もっとラッキーなのにな。

イチゴとバナナと豆乳のスムージーを飲むメープル
私の親が特に不摂生をしていたと言う訳ではなく、ごくごく普通の余り健康とか不健康とかに興味のない一般的な日本の中高年という生活だったのだと思う。もっと全体の意識が健康に向かい、そういう普通の人達が自然に健康的な生活を送るような社会になってくれるといいのだが。