骨盤を立てるとは

昨日のブログに今年の目標は「骨盤を立てる」ことだと書いたが、骨盤を立てるとはどういうことか、今の自分の状態はどんななのか、トレーニングをしてどうなりたいのか、捨て身の本人出演で書いて見たいと思う。
まず一番分かりやすいのが、イスに座った状態。

何も考えずにただ座ると左側の様な状態になる。骨盤のことを忘れたり、疲れてきてもこの状態になるかも。それをしっかり股関節を後ろに引いて、しっかり骨盤を立てて座ったのが、右側の状態。この時はただ骨盤を立てるだけでなくＳ字湾曲が少しでもきれいに出るように胸も張り、肩も引き気味にしている。
それでは立った状態も見てみよう。

左側はただ立っているだけ。お尻が下がって背中もたるんで見える。右側は恥骨を後ろに引き、ぐっと骨盤を立てている。背中のラインも胸のラインも別人の様だと思う。
次は前屈の姿勢。

左側は普通に座った状態。完全に骨盤が寝ている。背中が丸い、丸すぎる。そして右側、残念ながら今の私の身体では思いっきり骨盤を立てようとしても太ももや膝の裏の硬い筋肉に引っ張られて、この姿勢ではこれ以上骨盤を立てることが出来ない。なのでがんばって前屈をしても…

上の写真の様に背中が丸まるだけで全然二つ折りにならない。ダメ状態。脚を前に出した前屈の体勢でも、骨盤は正座した時のように立っていることが必要。

と言う訳で、今年の目標は普段の立ち姿勢や座り姿勢で普通に骨盤が立っていられるような筋肉にしていくことはもちろん、脚を前に出した体勢で骨盤が立てられるようになりたい。