瞑想

レイキを習って、ティーチャーコースまで修了し、今度は人たちに教えていこうかという段階に来たにも関わらず、私はずっと瞑想、メディテーションが嫌いだった。目をつぶって静かにしたって、すぐに眠くなる。他にやる事もあるのに、時間が掛かる・・・。などと思ってきたのだ。それが何故か今になって、瞑想したくなっている。合掌ポジションで目を閉じて光に包まれる感覚に触れるだけでも、超快感である。で、少し本格的に本でも買おうかと調べていたら、"ヴィパッサナー瞑想"という言葉が目に入った。内容を見てみると、今、現在に意識を集中する瞑想法だと書いてある。何をしながらでも今に意識を集中する。そう、これ、瞑想だったんだ！というか恥ずかしいので人には言えなかったが、自分の中で結構このことは癖のようになっている。例えば食べている時、食べ物に意識をあわせる。今、口の中に入ったことを自覚する。五感を使って味わう。噛んでいることを意識する。今自分は食べ物を飲み込むと思いながら飲み込む。歩いている時、足を上げる感覚、腰を動かす感覚、骨の動き、筋肉の動きに意識を持っていく。ただボーッとしているときでも、息を吸っていること、肺に空気が届いたこと、鼻腔を空気が抜けること、皮膚に触る空気の感触、などなど・・・に果てしなく遊び感覚で意識を向けていくのだ。ヘンな癖だがこれが一種の瞑想とは驚きの世界である。という訳なので今度はちゃんと静かに座ってする瞑想をしたい。仏陀が遺した瞑想法が40もあるらしいので、また調べてみようと思う。