レイキ的な生き方

臼井霊気学会の創始者、臼井甕男(ミカオ)先生は来る日も来る日も様様な症状で来られる方を治療しながら、せっかく治癒した人がしばらくするとまた同じような症状で来られているのに気づかれた。そこで、本当に治癒するには心の持ち方から変えていかないといけないと、霊気実践者に「五戒」を示された。その内容は：
今日だけは
怒るな
心配すな
感謝して
業をはげめ
人に親切に
となっている。私もこの五戒はとてもたいせつにしているのだが、カナダにいる関係上、この五戒の英語版をよく目にする。英語版は英語圏に伝えた人によるのか、解釈によるのか分からないが、文言は決まっておらず、たくさんのパターンが存在している。ただそれによって、逆に気づかされることもある。"怒るな"と"心配すな"は表現が違ってもほぼ同じ意味を保っている。このところ気になっているのは、次の"感謝して"である。英語版で普通は"Be filled with gratitude"や"with thankfulness","Be grateful"となって文字通り「感謝して」という意味だが、中には"Be humble"としている表現がある。「感謝して」が「謙虚になれ」である。足ることを知るということなのか？ただレイキでは我慢するという感覚はあまり似合わないので、五戒での意味としては全てを感謝とともに受けれるということになると思うが。それでもこの"humble"という単語を見て、自分の中で何かピンと来るものがあった。色々と奥が深い。