幸せの尺度

今頃になってふと気づいたのだが、本当に幸せだと、心から感謝することができるのだ。というより、止めたくても感謝の気持ちは止められるものではない。よく親に感謝しなさい、とかご飯が食べられることに感謝しなさいとか言われたり、そういうことを聞いたことがあると思うが、感謝というのは、しようと思って努力して出来るものではない。強要されてするものでもない。ある種、心の声なのではないだろうか？私は今、カナダという国に居させてもらえる事に心から感謝している。私を受け入れてくれる制度があって、住ませてもらえている事がとてもありがたい。また娘のことも、私の元に生まれてくれて、育てさせてもらえている事を神に感謝せずにはいられない。世界中に数知れない程の母親がいる中、私にこの子を預けてもらえた偶然、私を選んでくれた娘。それから私を働かせてくれている職場にも非常に感謝して止まない。自然と感謝が沸いてくる事柄はまさに自分の行くべき道であり、それこそが真の幸せなのだと思う。