移民達の厳しい生活の実態

今日の"Metro"にはトロントに集まる移民達の厳しい実態が載っていた。昨今の海外で訓練された(訓練してきた)移民達はカナダ生まれのカナダ人より教育を受けてきているが、収入面では、カナダ人と相当のひらきがあるそうだ。1980年には平均的新移民の男性は、カナダ人の平均収入の80％を得ていた。それが20年経った今、移民達の収入はカナダ人の60％だそうだ。それどころか、仕事に付けていない人が多い。1980年には86.3％の移民男性は就職していたが、2000年にはカナダ人は85.4％に対し、移民は68.3％しか就職できていないそうだ。政府もこれは何とかしなくてはいけない問題だということで色々と策を講じようとしてはいるらしい。