トロント移民ライフ♪ FEEL TORONTO

カナダに移民してからの日常と、レイキのこと、ゴルフのこと、愛犬のことなどを綴っています。そして最近はヒーリーの話題です。どうぞよろしく。

補中益気湯

先週の土曜日から漢方を飲み始めて4日間が過ぎた。証の判定は専門のドクターに診てもらって処方された訳だが、この4日間で気分が悪くなったり、発疹が出たり等がないので身体に合わないということはなかった様だ。良かった。そこで今飲んでいる"補中益気湯"について効能などを調べてみた。

一般的に記載されている効能としては、
胃腸の働きをよくして体力を回復をさせ、元気をとりもどすのを助けるお薬となっていて、虚弱体質、疲労けん怠、病後の衰弱、貧血症、低血圧症、夏やせ、胃弱、胃腸機能減退、痔、頭痛など。

他にもウエブサイトでこの漢方が効果のあった応用例を見てみると、小児科、皮膚科、歯科など、色々な場面で使用されており、胃下垂、子宮下垂、肌のたるみ、体質を調整してニキビを出来にくくする、小児のアトピー性皮膚炎、花粉症、肝斑シミ、難治性な炎症後色素沈着、口内炎、気管支炎・・・とたくさんの症状に効果があったという情報が見つかる。それもそのはずで"補中益気湯"には10種類もの生薬が含まれている。それぞれについてググってみると、また色々な効能があるようで、更に全ての成分の相互作用で、より効果を発揮するように組み合わされているのだろう。中国うん千年の歴史だ。漢方の歴史は2千年ほどらしいが。

成分:補中益気湯7.5g(3包1日量)中
・人参ニンジン:4.0g…滋養強壮、強心、抗ストレス作用、循環改善、疲労回復
・白朮:ビャクジュツ4.0g・・・健胃、整腸、利水効果、皮膚血行を改善
・黄耆:オウギ4.0g・・・消化吸収機能の回復、利尿、発汗、免疫力UP、皮膚血行を改善、肉芽形成促進、循環促進
・当帰:トウキ3.0g・・・鎮痛、栄養滋潤作用、肉芽形成促進、循環促進
・大棗:タイソウ(ナツメ)2.0g・・・体を温め、傷ついた消化管を補修、食欲不振、下痢・動悸を落ち着ける
・柴胡:サイコ1.0g(2)・・・解熱、筋肉を引き上げる、抗炎症作用抗アレルギー作用、抗ストレス作用、インターフェロン誘起作用
・甘草:カンゾウ1.5g・・・解毒、抗炎症作用、抗アレルギー作用、線溶活性作用
・升麻:ショウマ0.5g(1)・・・発汗、解熱、筋肉・内臓を引き上げる
・陳皮:チンピ2.0g・・・健胃、嘔吐感抑制
・乾姜:カンキョウ0.5g(生姜)・・・冷え取り、腹痛腰痛改善
これらの効能もごく一部。自分の体調の変化に気をつけながら、ドクターと相談して、漢方を続けていきたいと思う。
*ちなみに私の飲んでいるのは『本草』という会社のものだが、ツムラのものは"柴胡"が2g,"升麻"が1g入っていて、"乾姜"の替りに"生姜"が入っている。