まんが日本書紀

"まんが日本書紀"を読んだ。西暦720年に完成した日本書紀に最近の歴史が載っていないのは当たり前だが、日本書紀の30巻は西暦697年に持統天皇が軽皇子に位を譲るところまでで終わっている。前にJ-Townの古本屋さんで買った"人物日本の歴史全14巻"で見るとたったの1巻＆2巻だけの内容になる。一方、古事記の方は(日本書紀によると)西暦592年に日本で初めての女性の天皇だった推古天皇が即位したところまでが記載されているらしい。これは日本の歴史全14巻の2巻目の前から1/3位のところまでになる。この全14巻にしたって1984年に発行されたもので、歴史の内容は1973年のオイルショックのところまでで終わっている。歴史の勉強をしていると結局のところ、本当のところは分からないことが多く、物事を突き詰めて白黒つけたがる私の性格もゆったりしてくる。それに江戸時代なんて割と最近という気がしてくるし、色んな事、事件、組織、方向性、決め事などなど、どうしようもない強力な流れに流されることや集団意識によって形成されてしまうこともありそうだが…頭の中がまとまらない。ともあれ、1000年後に今の時代はどんな時代として歴史の本に載るのだろうかと思う。