マンガ古事記,日本書紀,神道入門

ニューヨークの紀伊国屋にオーダーしていた本が届いた。

マンガ 神道入門―日本の歴史に生きる八百万の神々 (サンマーク文庫)

一人の女性が神道に興味を持ち、元教授である友達のおじいちゃんから教わりながら知識を得ていくというストーリー。歴史の中での神道と仏教の関係がわかり易い。（単に私の勉強＆知識不足なのだが）天照大神は大日如来だ等という説を聞いて納得出来なかったのだが、それが本地垂迹説が元になっていたということが分かっただけでも読んだ甲斐があった。マンガなのであっと言う間に読み終わった。

マンガ古事記 上巻

古事記のマンガは選ぶのに迷うくらいたくさん出版されているが、原本が３巻なのに全て１巻目の内容だけで終わっている。このマンガ古事記は中巻、下巻が出版される予定で全３巻が読める初のマンガ版古事記になる予定。中・下巻は今年2010年中に出る予定なので、是非是非ちゃんと最後まで出版して欲しい。この本は最初の２章までを読んだところだが、途中にQ&A形式で監修者の解説が入る。これがすごくいい。内容を書いてしまうとネタバレになるので書かないが、何故、伊邪那美命が伊邪那岐命を長い時間黄泉の国の御殿の外で待たせたのか、何故、伊邪那美命は恐ろしい形相で黄泉比良坂まで伊邪那岐命を追いかけて行ったのか…。伊邪那美命の女心に涙がこぼれる。

日本書紀 (まんがで読破)

古事記にはなく、日本書紀のみに収録されたストーリー、また古事記のみにあるストーリー、それを比較したくてこの本を買ってみた。読むのはこれから。