タテゴトアザラシ漁、赤ちゃんアザラシ達が殺されています

カナダでは毎年この時期、30万頭以上のたてごとアザラシ(Harp Seal)の赤ちゃんがアザラシ漁(Seal Hunt)で捕獲される。捕獲と言っても、実際は棒などで、思いっきり何度も頭を殴打されたり、生きたまま毛皮を剥がれたりしている。カナダ政府は動物愛護団体のみならず、この漁が残虐だということで、国際的な非難を受けている。（イタリア：アザラシの毛皮、アザラシ製品の一時輸入禁止、恒久的な禁止を検討中。メキシコ：アザラシを含む海洋哺乳類とその製品の輸出入を禁止。オランダ：タテゴトアザラシとズキンアザラシの輸出入と取引、製品の売買禁止を検討中。など）カナダ政府としては地元経済の活性化やアザラシの数の調整のために必要だとしてきた様だが、漁の様子があまりにも非人道的なのである。アザラシ漁の反対を訴えて、ポール・マッカートニーが現地を訪れたり、パメラ・アンダーソンが署名を集めたり、7名が逮捕されてしまったが、プロテスター達が海に出たりしている。この実態を知った以上、少なくとも私はアザラシに限らず、おしゃれのために毛皮を着ようとは思わないし、そういう事をずっと考えていくと、動物由来の製品などはみんなが買わなければ、売れなければ誰も作らなくなるのだから買おうとは思わない。毛皮がなければコートが作れなかった大昔ならわかるが、現代は代替の素材がいくらでもあるのだから。毛皮の付いたブーツやコートは確かに可愛い。でもそれらを作るためにその毛皮の持ち主だった動物達は残酷な殺され方をしているのである。
とりあえず、ここを見てください→ http://www.petatv.com/tvpopup/Prefs.asp?video=canada_seal_hunt&int=weekly_enews
オンライン署名ができる方は → http://www.furisdead.com/feat-pampetition.asp?int=weekly_enews
アザラシ漁の歴史 : http://archives.cbc.ca/IDD-1-73-986/politics_economy/seal_hunt/
IFAW(International Fund for Animal Welfare)のアザラシ漁に関するページ（日本語）: http://www.ifaw.org/ifaw/general/default.aspx?oid=92708
これらのリンクからもさらにリンクを辿ることで色々な情報が得られると思います。