Do!で初打ち、最後のお見舞

明日カナダに戻る予定にしているので、実質今日が最終日。ちょっとこのモヤモヤを吹き払おうと、朝一番で"DO!スポーツ"の屋上にあるゴルフの打ちっ放しへ行った。日曜日だし、打席数も少ないところなので、待つ可能性もあるかなと思ったが、ガラガラ。おまけに偶然今日は月に一度のイベントの日かなにかで、平日料金が適用された。800円もしない利用料でボールも打ち放題、時間も無制限。1日中いてもいいのだとか。クラブを持っていないので、レンタルしたのだが、これも無料。でもクラブは古いのばかりで、すごくヘッドの小さいロフトの立ったドライバーや、アイアンはもちろんスティールシャフトのみ。キャビティじゃないアイアンの方が多かった。もちろんレディス用なんてお洒落なものはない。それでも使い放題なのだから、適当に打ちやすそうなのを選んだ。私たちの二つ後ろの打席に常連さんがいて、話し掛けてこられたので、色々と話しながら、娘と交代で練習した。常連さんはシニアの方で、お弁当を持ってきて、1日練習場にいる時も良くあるのだそう。何故ここが空（す）いているかと言うと、反対側までの距離が短く、50ヤードちょっとしかない。常連さん曰く、みんな贅沢だからもっと大きい練習場へ行くんだよ、とのこと。ゴルフの方は、初めてのそんな難しいクラブにもかかわらず、意外にもいい当たり。こんな小さいヘッドのドライバーでもちゃんと当たるとは少し自信がついた。思いっきり短く持ったのが良かったのかも。アイアンもスティールシャフトで重いので、逆にクラブに任せる練習が出来た。2人であっと言う間に300球を打って、終了にした。
そのままバスで母の待つ病院へ。明日、カナダに戻らないといけないと、どう母に伝えようか、ショックを与えるといけないので、そこをいつも悩む。母の方は、私が今も以前住んでいた大阪にいる様なことを言ったり、色々と違うことを言うので、「明日から会社に行かないといけないので、しばらく来られないけど、また会いに来るから。」というニュアンスで伝えた。ところが入れ替わり、立ち替わり入ってこられる看護婦さん達が、「いつカナダへ帰られるんですか？」「カナダに帰られるの、明日でしたっけ？」と何度も聞いてくるので、ちょっと困ってしまった。途中、昼食に抜けたり、ジュースなどを買いに行ったりはしたが、1日病室で過ごして、引き揚げてきた。病院の前から出発する土日の最終バスは5時28分で、ギリギリに病室を出たのだが、階段を下りたところで、これで母とは最後になるかと思うと、もうひと目、会っておきたいと、再び病室へ戻った。「必ずまた会おうね。」と言って、病室を後にし、もうバスは行ってしまっただろうと思って、外へ出るとバスが未だバス停に。何だか待っていてくれたみたいなタイミングだった。