トロント移民ライフ♪ FEEL TORONTO

カナダに移民してからの日常と、レイキのこと、ゴルフのこと、愛犬のことなどを綴っています。そして最近はヒーリーの話題です。どうぞよろしく。

霊気(Reiki・レイキ)のこと

縁あって、私が2007年の10月からさせていただいているレイキなのだが、私達がカナダでアチューンメントを受け実践しているのは、日本では西洋式レイキと言われているレイキになる。その昔1922年に臼井甕男(ミカオ)氏が鞍馬山での21日間の断食修行の末、体得され確立された療法と言われている。その後、臼井先生の下、何人かの師範になられた方からどんどん広がっていくのだが、特に、臼井先生から霊気を教わった林忠次郎先生から霊気を受け継いだハワイの日系人だった高田ハワヨ先生がハワイに持ち帰り広めたレイキが、今私の学んでいる西洋レイキに繋がる。この西洋レイキは日本に残った伝統レイキと比べると、治療の面より癒し、ヒーリングのための色が濃くなっている。西洋での医療行為はライセンスなどの規定もあり、戦時下でもあったため、そういう形を取ったといわれるが、その為、トリートメントも手の感覚で病気となっている箇所を探していく手法より、ある程度決まったポジションに手を当てていくことで、誰でもレイキができる様なシステムが作られている。他にも臼井先生の頃にされていた治療にかかわる色々な技法は伝えられていない。一方、日本に残った伝統的なレイキは、昭和初期には臼井先生の設立された臼井霊気療法学会で全国に会員登録があっただけでも7000人を超えるほどの盛況だったのが、価値観の変化や政治的な流れなどもあり、戦後は表立った活動は一切できなくなり、今も極めて閉じられた組織となっている。高田先生の機転により、伝統的な技法はかなり取り払われてしまったが、レイキはしっかり今に伝わり、こうして私もかかわることが出来た。今後もレイキを使って心身の修養をしていくのだが、この先、レベル3、マスター・ティーチャーに進むにあたっては、伝統レイキの中で培われていた技法も勉強していきたいと思っている。