娘の青春時代？

一度7時ごろに時計を見たのだが、その次に気づいたら、もうお昼過ぎ。午前中一杯眠っていたようだ。起きると娘が日本時代に、保育園などでの行事を撮ったビデオを見て、懐かしさの余り、半泣きしていた。「ママ〜日本に帰りたいよ〜。このときのみんなは今も日本にいるのに、どうして私だけカナダにいるの〜？」私：「本当に日本で暮らしたいの？」娘：「もう遅いよ。無理だよ。日本語も忘れちゃってるし…。」色々話すうちに、あの楽しかった"十三のちびっこ園"に戻りたくなったらしい。その当時、担当してくれていた先生達、同じ時期に一緒に保育園に通った子供達がみんなとても良くて、その数年間がとっても輝いていたのだ。誰にでもそういう時期があるだろう。例えば職場で、サークルで、キャンプで、学校のクラスで…。人は常に移り変わっていき、同じメンバーで同じことをするのは、ほんの一時期である。だがある一時期のそのメンバーがすごく良くって毎日が最高！ってことが。通っている途中に、保育園の方針で、近くのちびっこ園と合併し、更に園の財政的な理由だったかで、閉園になったのだが、娘にとっての輝ける時代は合併するまでの間だった様だ。あまりに若くして（2歳から4歳位で）輝ける季節を体験してしまった娘へ。これからまたきっと素晴らしい仲間に、友人にどんどん出会って、素晴らしい人生が待っているから。学校生活、自分のしたい活動、がんばって続けて下さい。午前中ひとりにしてごめんね。そしてママをゆっくり寝かせてくれて、ありがとう。