しつこい勧誘

日本で昼間家に居ると、新聞の勧誘がしつこくて、一度玄関を開けてしまうとこちらも忙しいのになかなか帰ってくれなくて困ることがあった。実家の母などは、違う販売店の人が尋ねてくるたびに４年も５年も先の新聞の契約をさせられて、そんな先まで生きているかどうかもわかりませんと言ったとか。こちらでも冬以外の季節のいい時期には会社に勧誘の人が飛び込みでやってくる。一番多いのはガスで、普通直接ガス会社と契約をしているのだが、ガスのレートが時価に合わせて変わっていく。それをガス会社のエージェント(?)とある提示されたレートで契約すると、向こう何年間かたとえガス代が上がろうと、そのレートで支払えばよいというシステムがある。そのエージェントがたくさんいて、しょっちゅう来るのだが、みんなしつこい。今日来た人など、私が散々断っているのに帰らず、通りかかった他の社員達も話してくれ、３人がかりで、断っているのになかなか帰らなかった。こういうしつこいのは違法なのでは？余りのしつこさに私は不謹慎ながらも途中から笑いが止まらなかった。そういう勧誘員の論法ではうちから買わない貴方はどうかしている、おかしい、となる。契約するしない。買う買わないは、消費者が決めること、おかしいのはそこまでしつこい勧誘員の方である。そういう話をしないと商売ができないとは、いと憐れなり。