*父の一周忌

日本時間の12月12日、こちらでは11日になるが父の一周忌が営まれている。今頃はお寺でのお経を終え、会食も済み、父の思い出話をしている頃だろう。今回、その場に居られなかったことは父に対しても、家族、親戚に対しても非常に申し訳なかったと思う。出国時は一周忌には一度日本に帰るつもりでいたのだが…。父を喪うまで、私にとってずっと、家族はいて当たり前だった。いなくなる日が来るなどとは想像すらしたことがなかった。わかっていたならもっとこうしたのに、ああしたのにと何度思ってもどうにもなるものではない。就職が決まった事も一番に父に報告したかった。普段は忘れがちだが、生きている私達はその時間に限りがあるのだ。また今普通に会って話している人がずっとい続けてくれるかは分からない。人間は必ず100％の確率で命尽きる日が来るのだから。せめて自分が、そして係わりのある全ての人がこの世にいられる間、たくさん話しをしたり等していこうと思う。合掌。