トロント移民ライフ♪ FEEL TORONTO

カナダに移民してからの日常と、レイキのこと、ゴルフのこと、愛犬のことなどを綴っています。そして最近はヒーリーの話題です。どうぞよろしく。

*フィリピン人?中国人?

今朝、何だかカバンが湿っているなあと思っていたら、いつも水を入れて持ち歩いているタンブラーの口が閉まっていなかったのだ。気づいた時にはかなり水がこぼれていた。あわてて道端で荷物を出し、カバンをひっくり返して水を出したりしていると、その前の家の人がゴミを捨てに出てきた。不審そうな顔でこちらを見ていたので、すぐに事情を説明した。こちらではどんな時も黙っていると怪しまれたりするので、何でも口に出して話さないといけない。話せばたいていの事は分かってもらえる。その時も「いいよいいよ。」と言ってもらえたのだが、その後「フィリピン人?」と聞かれた。否定したところで話しは終わったのだが、そう言えば、随分前だが高校生の頃にも日本の飛行場でフィリピン人と間違われたことを思い出した。フィリピン人の女性が、抱きつかんばかりの勢いで寄ってきて、フィリピン語で威勢良く話しかけてきたのだった。「私、フィリピン人じゃないんですが…。」と言うと彼女は悲しそうにどこかへ行ってしまった。そんなにフィリピン人っぽいのだろうか???中国人にはしょっちゅう間違われる。というかこちらにいるアジア-モンゴロイドは大半が中国人だ。彼らにとってもそれが当然になっているので、中国語で話しかけてくる。日本では(少なくとも東京、神奈川、大阪では)余り知らない人に話しかけたりしないのが、普通だった。変に話しかけてくるのはナンパとかキャッチ・セールスとかで、本当に道が分からなくて…等という人は少なかったと思う。でもこちらでは黙っている人の方が怪しまれる。エレベータに乗り合わせたり、バス停で居合わせたり等の場面では誰かと話している人が多い。知り合いかなと思っているとたまたま居合わせただけなのである。色んな所から人が集まって来て暮らしているだけにみんな「私は怪しい物ではありません。みんなと同じ言葉をしゃべる人間なんですよ。」と常にアピールする必要があるのかもしれない。