*トロントのファースト・フード事情と市営住宅（？）について

この前、小さなくじで当てたハンバーガー券を使おうと、バーガーキングに出かけた。バーガーキングは、かなり昔だが、ミネアポリスにいた頃よく行ったのだが、あまりにまずくて密かにプラスチック・フード（プラスチックを食べてる様な味？）と呼んでいた位だった。ところがここトロントで食べるバーガーキングはかなりいい。バーガー類も、チキンも、フライ類もどれもハズレなし。今日は"チリ"というスープみたいなのを頼んだが、やはり美味しくてボリュームも手頃。それにとっても安い。マクドナルドは絶対に日本の方が美味しい。それに日本のマクドは安いので、こちらで他の物が安い中、割安感が感じられない。ケンタッキーフライドチキンは味はＯＫ。値段は日本よりは多少安いと思う。"Chicken stripes"（日本のカーネルクリスピー）が絶対おすすめ。グレービーソースをつけて食べる。今この文を書くのに、カーネルクリスピーという名前が思い出せなくて、ケンタッキーのホームページで調べてしまった。こうやって言葉をどんどん忘れていくのだろうか?
さて、娘とふたりで食べていたら、突然小さな女の子が娘の方に寄って来て、キッズミールに付いていたおもちゃで遊び始めた。恥ずかしがり屋の娘は最初はドギマギしていたが、すぐに適当に打ち解けて遊んでいた。その子のおかあさんもやって来て、何故か気が合い、かなり長いこと話しをした。その時、教えてもらったのが、トロントの市営住宅（？）の様なシステムだ。"Toronto Housing Connections"というところが管轄していると言う事で、トロント市内にたくさんの住宅を供給している。日本の住宅都市整備公団等の様に直接の経営ではなく、幾つもの供給元と連携し、日本の特定優良賃貸住宅や借り上げ住宅に近い感じだろうか。ホームページでチェックしてみると、この付近にもたくさん建物があるようだ。申請から入居までの期間は早ければ1年以内、遅ければ5年以上と言う事もあるらしい。これはロケーションや引っ越していく人の人数による。その辺は日本と同じだろう。ただ、抽選ではないので、希望があれば申請だけはしておくといいだろう。希望の地区や、希望の建物はいくつでも出せるが、順番が空いた順に3回まで提示を受けられるらしい。それを全て断ってしまうと、又1からやりなおし。そうならない為には本当に住みたい地区を申請するようにと書いてある。気になる家賃の方はその人の収入によるのだが、サンプルとしては月収が１５００㌦の人なら約５００ドル。月収の３０％位だとのこと。余り収入が多い人には向かない制度かもしれないが・・・。
ホームページのアドレスは： http://www.housingconnections.ca